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マルシン・ブレンテン MAXI 8mmBB その1

ブレ 01

だいぶ、遅れましたが・・・
8ミリ特集、第3弾!
「マルシン・ブレンテン MAXI」
まずは、実銃について。
詳細は →Wikipedia

実銃の写真など
実銃ブレンテン01 実銃ブレンテン02 実銃ブレンテン03 実銃ブレンテン 分解図

実銃の発射動画

80年代頃に新規メーカー「ドーナウス&ディクソン(D&D)」社がコンバットシューティングの神様、名門ガンスクール「ガンサイト」の創設者「ジェフ・クーパー」氏のアドバイスを仰ぎ、理想のオートマチックピストルの製作を開始した。
特筆すべき点は

○10mmオート弾の採用
9mmパラベラムの威力の無さと45ACP(約11mm)の貫通力の無さの問題点を解消した新規開発の10mmオート弾を採用。
357マグナム弾と同等の威力があるといわれている。
要は9mmと45ACP(約11mm)の間を取った感じ。

○Cz75をベースに開発。

銃本体は、当時ジェフ・クーパーが絶賛したチェコスロバキア製のオートマチックピストル「CZ75」を参考に製作した。
後に、タンフォリオ、ジェリコ、スフィンクス等のCZ75コピーが乱発するので、時代を先取りしていた。(コピーはあまりよくないですけどね・・・)

○フレーム材質にステンレスを採用。

○ホーグ社製ラバーグリップ標準装備。


理論上は最高のオートマチックピストルの完成を目指したのですが、いざ発売してみると、イタリアの下請け会社に発注したマガジンが間に合わず本体のみの発売になってしまい、1年後にマガジンが到着するというズンドコぶりを発揮し、スタートで躓きました。

銃自身も、10mmオートの強烈なパワーに銃本体の耐久性が耐えられず、スライドやフレームが割れるというトラブルが多発する等の問題点が山積みでした。(ベースになったCZ75自体に耐久性の問題があるという説もあります。)
同時期に出た1911をベースに10mmオートを使用した「コルト・デルタエリート」も、耐久性の問題点はあったようです。頑丈といわれている1911系のフレームでさえ10mmオートのパワーに耐えられない。

10mmオート弾も反動が強すぎてコントロールしづらい。警察などの法的機関が使用するには、貫通力がありすぎて第三者に当たってしまう危険性があり、FBIの一部にしか採用されずあまり普及はしませんでした。(ハイパワーなのでハンティング用途で人気はあるそうです。)
後に「40S&W(10mmショート)」は、一部アメリカの警察で採用され、一定の評価はされているので10mm弾を使用するというのは先見の明があったといえるかもしれません。

結果的にD&D社は倒産して、わずか3年ほどで製造中止になってしまい、現在はマニア向けのコレクターズアイテムになってしまいました。

バリエーションは
・スタンダード・モデル → フレームがステンレス地肌のシルバーでスライドは黒。これが普及モデル。
・ミリタリーポリス・モデル → 全体が艶消し黒染めの仕様。
その他、コンパクトモデルや45ACPモデルがごく少数生産されたそうです。

数年前にVltor社から、ブレンテンを「FORTIS」と名前を変えて再発売するという計画がありましたが、中止になったようです。


映像作品では、TVドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」(詳細は → Wikipedia)で大活躍します。(但し、シーズン2まで)

マイアミバイス08
↑※注・パイロット版では、SIG SAUER P220とデトニクス・ポケット9です。
マイアミバイス01 マイアミバイス02 マイアミバイス03 マイアミバイス04 マイアミバイス05


↑日本版(ナレーション付)のオープニングを貼っときます。


↑フルバージョンもオマケに。

製作のマイケル・マン(完璧主義者で有名)のこだわりで主役のソニー・クロケット役のドン・ジョンソンに当時最新機種の「ブレンテン」とバックアップピストルに「デトニクス・コンバットマスター」を劇中で使用しました。
この選定は、プロのマッチシューターで番組のガンアドバイザーを務めるジム・ズビアナの推薦があったといわれています。
ジム・ズビアナは、シーズン1・第3話「宿敵カルデロン PART I(Calderone's Return)」中に殺し屋役で出演もしており、伝説のクイックドローを披露しています。

↑早いっ!

↑スパス12の発射シーンもあるロングバージョン。

装備品にもこだわりがあり、ソニーが使用するショルダーホルスターがホリゾンタルタイプで、銃を水平(横)に収納するタイプのホルスターで、当時はかなり斬新でその後に他のアクション映画でも多用されました。(当時はマイアミタイプホルスターとして日本でも発売されていました。)
劇中では、コンバットシューティングを取り入れた本格的な銃の扱い方をしています。



潜入捜査官という設定なので、高級車のフェラーリ・デイトナ・スパイダーを使用していました。このデイトナ・スパイダーは、実はレプリカだったというのは有名です。シーズン3からは、白のフェラーリ・テスタロッサに変更されました。これがカッコイイ!
こちらは本物のフェラーリ製でした。(たまに派手なアクションシーンになるとレプリカを使用)



日本ではテレビ東京で全米で大ヒット中の期待の海外ドラマとして鳴り物入りでゴールデンタイムに放送が開始されましたが、視聴率があまり上がらず、シーズン4の途中(本来はシーズン5)までしか放送されませんでした。

私も子供の頃にリアルタイムで観ていましたが、番宣CMなどでは全米ヒットチャートにランクインするような曲とマイアミのオシャレな街並をフィーチャーしていて、軽いノリのドラマと予想していたのですが、実際の内容は犯人を捕まえたが証拠不十分で釈放されたり、犯罪
被害者が容疑者を撃ち殺してしまった銃声でENDなど後味の悪いストーリーが結構ありました。そのおかげで続けて放送されていた「俺がハマーだ!」が異様に面白かった記憶があります。(笑) ←コレ単品でも面白いのですが・・・



日本では、大ヒットとはなりませんでしたが、このドラマ以降の国内外の刑事モノの映画、ドラマ、小説、マンガ、ゲームetcは、かなりの影響を受け似たような作品が多数あり、現在でもテンプレ化しているのはスゴイと思います。


2006年にマイケル・マンが自らリメイクした映画版「マイアミ・バイス」が公開されましたが、ソニーがハンドガンを一発も発砲しない(アサルトライフルを主に使用)、終始、女とイチャイチャしてるだけという10点位のドイヒーな映画でした。銃撃戦は見応えはありますが・・・
ハリケーンでセットがぶっ壊れてしまったという悲運な出来事があったようですが、それを差し引いても・・・



日本の漫画ではいのうえ空の「ゼロイン」でヒロインの「みくる」が、カスタムされたブレンテンを使用しています。
詳細は → Wikipedia




全12巻。
途中まで読んでいたのですが・・・完結していたんですね・・・


マイナーな漫画ですが、高梨みどりの「アメリカなんて大きらい!」でブレンテンが、ちょっと変わった登場をします。
詳細は → Wikipedia



全2巻。
あらすじは、911テロで行方不明になった恋人をアメリカ各地で探す女性を描いた漫画で、第一巻の4話から6話でガンマニアの男が、過去にストーカー被害に悩まされる恋人に護身用の銃に、当時世界最強のDAオートといわれていた「ブレンテン」を渡したが、ストーカー襲撃時に初弾を送り込むためスライドを引いた際に、スライドにあるこの銃特有のボタン型安全装置(ファイアリングピンロックボタン)を押してしまい、発砲が出来ず恋人が殺されてしまい、そのトラウマで完璧な銃を集め続けてしまう男、というエピソードがあります。
この回で、ブレンテンは欠陥銃扱いされています。

アメリカ01 アメリカ02 アメリカ03
このエピソード以外にも、銃社会の問題や宗教観などアメリカ文化の良い点、悪い点を描いた隠れた名作です。(若干、打ち切りっぽいですが・・・)

過去にファルコントーイがブレンテン(ガスブロ・外部ソース) → Google 画像検索
を発売していましたが、あきらかにコレジャナイ感を出していました。
2000年代になぜかマルシンが8mmBB弾使用でモデル化!

その2へつづく。

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